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1、張衡の天文學思想 2018/12

摘要:髙橋あやの氏のこの書は、後漢の天文學者である張衡(七八〜一三九)を中心として、中國古代における天文學や宇宙論、星座の知識などを実證的に考察した研究である。……中國の天文學には暦を製作するという科學的側面と、天體の動きにもとづいて人間社會の吉凶を判斷するという占星術――術數的側面の雙方が、確かに含まれている。科學的側面は天子が世界の中心として天の動きを正確に察知し、観測によって暦を製作・頒布して日々の生活を安定させるという強い政治的要請のもとに生み出されたものであり、一方、術數的側面は、天と人が本質的に連続していて、天の動きが人間の吉凶に反映するという中國の伝統的天人一體観から生じたものである。本書でとりあげられた後漢の張衡は中國古代天文學を代表する人物である。天文學のみか、地理學や數學についても創見の多い科學的知見の持ち主であるが、いま述べた術數的側面もまた有しているのであって、その意味では思想史的に見てきわめて興味深い研究対象といえよう。いわゆる科學的部分だけをピックアップするのではなく、思想史的事実の全體をふまえることで、逆に中國の科學の特色が照射されることが期待されるのである。 本書は、髙橋氏の博士學位論文をもとにして補訂を加えたもので、第一章から第四章までは中國の宇宙論の一つである渾天說を中心に張衡の天文學思想を論じ、第五章から第八章までは占術や星座をめぐって張衡の術數的思想をとり上げるという構成をとっている。すなわち、張衡を中心に中國古代の天文思想を數多くの関連資料を博捜して実證的に論じており、宇宙論、天文學、水の思想、星座、占星術など多方面にわたる意欲的な內容となっているのである。重要な成果としては主に次の三點があげられるのではないかと思われる。第一に、張衡の渾天說に関する包括的な考察がある。「渾」の文字のもつ意味や中國古代に流布した「水」の思想の検討は、渾天說という宇宙理論のもつ內容や思想的背景、イメージを浮き雕りにするのに成功している。また、その検討にもとづき、張衡が地球を球體とは考えていなかったとし、従來の地球說の誤りを指摘したことも重要なことと思われる。第二に、『渾天儀』の作者に関する解釈である。『渾天儀』は佚書であり、現在、その佚文によって原書の形が再構成されうるわけであるが、それは張衡自身が著わした部分と、張衡の學說を受け継ぐ後學の手になる部分とに分けられるという。この結論は、詳細に輯められた関系佚文にもとづく分析の結果としてきわめて說得力をもっており、學界に一石を投じるものといえよう。第三に、『海中占』の研究および輯佚がある。張衡の『霊憲』に言及される「海人之占」およびそれに関連する『海中占』なる文獻がいかなるものなのか、従來諸說があって一定していなかったが、佚文による內容の分析により、「渤海の海中にあるという三神山の伝承が伝わる燕・斉の方士が作成した天文書」を意味するものであると論斷しておられる。これに関連して、同文獻につき網羅的な輯佚と校勘を行なっていることも高く評価できよう。これらの成果はいずれも論拠に里づけられた手堅い論證の結果導き出されたものであり、張衡および中國古代の天文學思想の解明に貢獻しうる內容になっていると思われる。本書の評価については各専門諸家の判斷にゆだねなければならないが、ただ、これまでの研究は、張衡を科學者と見てその業績の先駆性のみを評価するものや、いわゆる中國科學史の発展の中に単線的に張衡を位置づけるものが多く、必ずしも張衡という人物の全體像をとらえようとしていなかったように思われる。髙橋氏はここで、新たな視點と資料を駆使して張衡の思想・學術の解明に取り組んでおられて、たいへん貴重である。髙橋氏は修士論文ではいわゆるニーダム問題――中國にはなぜ近代科學が発生しなかったのか――をとりあげ、博士論文ではこのように実證的な中國科學思想研究をテーマとされた。地道に研究にとり組み、コンスタントに成果を発表することでこの労作をまとめられたのである。指導にあたった教員として本書の出版を慶び、ここに序文を書かせていただく次第である。 序        吾妻重二 序章 本書の立場    一 中國における天文學と天の思想  二 科學と術數     三 張衡について      四 中國古代の宇宙論        五 本書の構成と目的  (參考)張衡年譜 第一章 「渾」の用法に見る渾天說の原義    一 上古音から見る「渾」の類型   二 「渾天」の用例    三 古代の文獻に見られる「渾」   四 揚雄における「渾」の用法    五 張衡における「渾」の用法 おわりに――渾天說の原義 第二章 『霊憲』と『渾天儀』の比較 一 『霊憲』と『渾天儀』の比較    二 『渾天儀』は張衡の作か 三 『霊憲』と『渾天儀』の扱いの相違の要因 (參考)『渾天儀』の張衡著作部分と後世の注釈部分について 第三章 渾天說の天文理論    一 張衡の渾天說――張衡は地球概念をもっていたか    二 天文理論の継承と発展 第四章 渾天說と尚水思想    一 尚水思想の系譜         二 渾天說における尚水思想 三 張衡と尚水思想と崑崙山     四 天・地・水の思想 第五章 張衡「思玄賦」の世界観    一 張衡と「思玄賦」        二 「思玄賦」の內容と構成    三 崑崙と黃帝、西王母の位置    四 天上世界の描寫 おわりに――「思玄賦」と張衡 第六章 張衡と占術 一 「思玄賦」の占術表現      二 『霊憲』の占術表現    三 讖緯に対する態度 第七章 張衡佚文の考察    一 張衡の星・星座・惑星の知識   二 張衡の佚文    三 張衡佚文と『晉志』、『史記正義』 四 張衡佚文の検討 (附表)張衡の佚文対照表 第八章 『海中占』関連文獻に関する基礎的考察    一 目錄中の「海中」諸文獻     二 「海中」諸文獻の「海中」に対する認識    三 『海中星占』、『海中占』の佚文  四 『海中占』の占辭の特徴    五 「海中」の検討         附 『海中占』の輯佚 終章 本書のまとめ 參考文獻一覧/跋/索引
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2、中國東北における共產黨と基層民眾 1945-1951 2018/12

摘要:中國現代史の新潮流――脫革命史観 多様な地域における多様な革命 1980年代に入って、中國革命の実證研究が進展し、それまでの中國共產黨を中心とした史観が相対化されつつある。本書は東北地區に焦點をしぼり、第2次大戦終結から1950年代初期までの時期、中國共產黨と基層民眾との復雑な相互関系を解明する。 主な內容: ・東北地域の歷史(1945年まで) ・國共內戦期、中共による戦時體制の構築と東北社會(1948年まで) ・平時體制期、中共による民眾統合(1948~1950年) ・抗米延朝運動と再度の戦時體制の構築(1950年から) ・參軍運動と婚姻法施行に見る民眾の抵抗と服従
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3、新裝版 図說 寫真で見る満州全史 2018/12

摘要:初めて見る貴重なカラー寫真を中心に、総數430點で迫る「幻の帝國」の全貌。満鐵の誕生と関東軍の登場から、満州事変の勃発、満州國の誕生、そして各地の日本人街などを描く新裝版。
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4、春秋左傳正義譯註 第四冊(襄公篇) 2018/11

摘要:本書は孔穎達奉敕撰《春秋正義》を日本語訳し、譯註を施したものである。翻訳文の理解を助けるために経文・伝文・注文を附している(全六冊)。第四冊は襄公篇。 目次: 春秋左傳正義譯註 卷二十九(襄公元年~四年) 春秋左傳正義譯註 卷三十(襄公五年~九年) 春秋左傳正義譯註 卷三十一(襄公十年~十二年) 春秋左傳正義譯註 卷三十二(襄公十三年~十五年) 春秋左傳正義譯註 卷三十三(襄公十六年~十八年) 春秋左傳正義譯註 卷三十四(襄公十九年~二十一年) 春秋左傳正義譯註 卷三十五(襄公二十二年~二十四年) 春秋左傳正義譯註 卷三十六(襄公二十五年) 春秋左傳正義譯註 卷三十七(襄公二十六年) 春秋左傳正義譯註 卷三十八(襄公二十七年~二十八年) 春秋左傳正義譯註 卷三十九(襄公二十九年) 春秋左傳正義譯註 卷四十(襄公三十年~三十一年)
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5、中國・新興國ネクサス 新たな世界経済循環 2018/10

摘要:経済大國となった中國は,いまだ過小評価されている.いまや中國は周辺の途上國を巻き込み,中國と新興國という新たな世界経済の構造が姿を見せつつある.変わりゆく中國の立ち位置から,ASEANとの関系,各產業における輸入・輸出の新展開を論じる. 主要目次 序 章 世界経済の構造変化と中國・新興國ネクサス(丸川知雄) 第I部 変わりゆく中國の立ち位置 第1章 中國・新興國ネクサスと「一帯一路」構想(伊藤亜聖) 第2章 中國との貿易が新興國経済に與えるインパクト(丸川知雄) 第II部 中國とASEANの水平・垂直関系 第3章 東南アジアに南進する中國(末廣 昭) 第4章 深化・分化する中國・ASEAN貿易(宮島良明・大泉啟一郎) 第III部 「世界の工場」中國がもたらす対外衝動 第5章 中國の食生活の向上と新興國への影響(李海訓) 第6章 中國の石炭需給の変遷とその背景(堀井伸浩) 第7章 中國の鐵鋼超大國化と輸出競爭力の源泉(丸川知雄) 第8章 中國セメント產業の発展と技術選択・產業組織(田島俊雄) 第9章 雑貨と攜帯電話における中國の產業集積と専業市場(丁可・日置史郎) 終 章 米中拮抗の時代へ(丸川知雄)
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6、魯迅と紹興酒 お酒で読み解く現代中國文化史 2018/10

摘要:中國文學研究者にして愛飲家の著者が、文學や映畫に描かれた酒の風景をたどり、時には自身の體験を交えながら、改革・開放経済體制以後の四〇年で大変貌を遂げた現代中國を語る。 ■編著者紹介 藤井省三(ふじい・しょうぞう) 1952年東京生まれ。東京大學大學院博士課程修了。文學博士。桜美林大學文學部助教授を経て、東大文學部助教授、同教授。現在、東大名譽教授、南京大學文學院海外人文資深教授。専攻は現代中國語圏の文學と映畫。主著に『魯迅と日本文學――漱石・鷗外から清張・春樹まで』、『村上春樹のなかの中國』など、訳書に魯迅短篇集『故郷/阿Q正伝』、莫言『酒國』、李昻『自伝の小說』など。
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7、いにしえの戀歌 和歌と漢詩の世界 2018/10

摘要:中國生まれ、日本在住の比較文學研究者が「戀の歌」を入口に、和歌と漢詩の豊穣な世界を逍遙し、その違いを考え、古代の日本と中國に生きた人々の心に迫る。
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8、文選 詩篇(四) 2018/10

摘要:「酒に対して當(まさ)に歌うべし、人生 幾何(いくばく)ぞ」。三國志の英雄曹操は、文學の新時代を切り開いた詩人でもあった。豪放な詠いぶりは武人としての生涯とも重なる。清新な風景描寫の中に深い思弁を込めた謝霊運の山水詩、官を舍て自己本來の生き方を模索した陶淵明の隠逸詩など、いずれも後世の文學の范となる七十三首を収錄。(全六冊)
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9、14~17世紀の中國 2018/10

摘要:中國の首都北京にあるユネスコ世界文化遺產の多くは、大明(明)の時代につくられたものだった。14~17世紀の中國が、明朝のもとでどんな時代を迎えたか、政治・経済・社會・學問・対外関系といった様々な視點でたどる。 目次: 1.「大明」のできるまで もっと知りたい! 洪武帝の地方統治 2.朝貢中毒:永楽帝の時代 もっと知りたい! 鄭和、大海原へ 3.反転するグローバリズム 4.伝統のつくられ方:大運河・萬里の長城・南北中國 もっと知りたい! 江南経済の発展 5.明代中期の社會と新しい學問 もっと知りたい! 宗族の成り立ち 6.モンゴルと倭寇 もっと知りたい! 交易の時代と西歐との出會い 7.萬暦の三大征と銀 もっと知りたい! 宦官と明の官僚・軍事制度 8.東アジアの戦國時代へ この本に出てくる地名地図 14~17世紀の中國の年表 ことがらさくいん 地名さくいん・人名さくいん
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10、17~19世紀の中國 2018/10

摘要:17世紀、農民反亂で明が滅亡し、女真(満洲)の建てた清が新たに中國を支配した。現代中國につながる広大な領域を支配した時代の歷史を、政治・社會・経済・対外関系といった様々な角度から紹介する。 目次: 1.英雄ヌルハチの登場 2.北京を都とする清王朝 3.清の広域支配 4.イエズス會士と清の宮廷 5.清の対外関系 もっと知りたい! 江戸時代の日清関系 6.社會の変化と財政難 7.2つのアヘン戦爭 8.太平天國の亂 9.幕末・明治の日清関系 10.経済の新展開 もっと知りたい! 華僑の時代 11.再建される清の統治 12.日清戦爭と體制改革の試み この本に出てくる地名地図 17~19世紀の中國の年表 ことがらさくいん 地名さくいん・人名さくいん
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11、歷史で読む中國の不可解 2018/10

摘要:南シナ海に平然と人工島を作り、上から目線で他國に接し、「屬」の概念が変わっているにも関わらず清朝時代の関系から沖縄領有権を主張する――。 なぜ中國は、國際世界の常識からかけ離れた行動や主張を繰り返すのか? そんな不可解な行動も4000年の歷史をひもとけば、無理なく說明できてしまう。それは、中國が、國家権力に歷史が結びついた自己愛の國だからだ。 本書は、現代中國研究者にはたどり著けない鄰國の奧底に潛む獨自の論理を、歷史的に解明しようというもの。歷史家の視點で反日、腐敗、権力闘爭から民族問題、地下経済まで中國の病める構造を明快に解說する。 筆者は、サントリー學芸賞、アジア太平洋賞、大平正芳記念賞などを総なめにしている近代中國史研究の第一人者。本書は、一般読者向けに寄稿した文章をベースに、なぜ中國があのような行動を平気で行うのかを明らかにする。 目次: 序章 この國はなぜ傲慢なのか 第Ⅰ章 歷史を知らずして鄰國を語るなかれ 第Ⅱ章 かけ離れた體制 第Ⅲ章 権力と腐敗――構造的病理 第Ⅳ章 経済の時限爆弾 第Ⅴ章 解けない國內対立 特別講義「失敗の研究」としての日清戦爭 終章 日本は歷史から何を學び、警戒すべきか 初出一覧
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12、日本卓球は中國に打ち勝つ 2018/10

摘要:近年、卓球日本代表選手の活躍が目ざましい。代表選手の底上げのため、ジュニア世代からの一貫指導・育成に取り組む著者が、卓球という競技のおもしろさを伝えるとともに、世界トップの卓球強國・中國への対抗策を明かす。
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13、伊藤仁斎の古義學 稿本からみた形成過程と構造 2018/10

摘要:朱子學から出発し後に朱子學批判から獨自の學問「古義學」を形成した伊藤仁斎の稿本を長年真摯に研究しその思想形成過程を辿り直した著者の遺稿集。 目次: 第一部  第一部解題(高山大毅)  伊藤仁斎における「同一性」批判の構造――人我相異論の形成過程――  一 問題の所在  二 「元祿四年本」における思想的展開  三 「元祿六年本」の思想的展開  四 「元祿八年本」の思想的展開  五 結論と展望  伊藤仁斎における「性善」論の構造  一 はじめに  二 「性善」論の構造  三 「悪」論の構造  四 結びに代えて  伊藤仁斎の「情」的道徳実踐論の構造  一 問題設定  二 「情」論  三 「情」の客観的制御  四 結びに代えて――「天下の同情」の世界 第二部  第二部改題(高山大毅)  伊藤仁斎における「古義學」的方法の形成過程――『孟子古義』諸稿本における「至大至剛」の解釈をめぐって――  はじめに  一 仁斎と朱子學の基本的対立點  二 仁斎と朱子學の注釈上の対立點  三 「古義」の回復過程  伊藤仁斎『論語古義』里仁篇・〈參乎〉章の注釈の成立過程に関する考察――道徳論における「情」の構造――  一 問題の設定  二 「忠恕」論の成立過程――〈參乎〉章の解釈をめぐって  三 結びに代えて――「古義」の回復過程  伊藤仁斎における「道」秩序の構造(一)  一 はじめに――正月と和  二 「人の外に道無く、道の外に人無し」論  伊藤仁斎における「道」秩序の構造(二)  一 「孝弟」論  二 「忠臣」論と「野狐山鬼」 第三部  第三部解題(高山大毅)  伊藤仁斎の人間観――『孟子古義』を中心にして――  伊藤仁斎の人我相異論の成立過程――仁斎の人間観と道徳論をめぐって―― 解說(相原耕作) コラム 丸谷晃一さんと私――その研究と思い出――(ケイト・ナカイ,田尻祐一郎,菅原光,片岡龍,大久保健晴,高煕卓,末木恭彥,苅部直) 跋にかえて――丸谷晃一氏の経歷および研究業績――(澤井啟一)
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14、日本占領下の中國ムスリム 華北および蒙疆における民族政策と女子教育 2018/10

摘要:日本軍部はなぜ中國ムスリムへの教育や団體事業を重視したのか。 その背景を探るととともに、特に女子中等教育の詳細を明らかにし、植民地とジェンダーという視點から論じる第一級の研究書。 目次: まえがき 凡例 序章 第1部 日本軍のアジア侵攻と回教工作  第1章 日本占領下における宗教政策と日本國內での回教工作  第2章 日中戦爭時期における中國の回民と日本の回教工作 第2部 中國回教総聯合會による回教工作と教育  第3章 日本占領下の北京における回民教育  第4章 日本占領下の華北におけるイスラーム青年工作  第5章 蒙疆政権下の回教工作と教育 第3部 日本占領下の少數民族女子中等教育  第6章 日本占領下の北京での回民女子中等教育  第7章 蒙疆政権における日本の回教工作と女子教育 補論 満洲國におけるモンゴル人女子青年教育 結章 主要參考文獻一覧 あとがき 事項索引 人名索引 英文要旨
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15、術數學の思考 交叉する科學と占術 2018/10

摘要:術數學とは何か? 中國思想史、科學史の新たな地平を切り拓く! 科學と迷信が峻別されない時代において、その境界領域にはどのような思考が発揮されていたのか――自然科學の諸分野が『易』を中核とする占術と複合した中國特有の學問「術數學」。先秦に「方術」と呼ばれた自然探究の學問が、漢代思想革命を経て「術數學」へと変容する過程を描きながら、自然の摂理にもとづく社會のあり方、人間の生き方を追求した中國的思考のルーツにせまる。 目次: はじめに 序論 中國科學の新展開――術數學という研究領域 第一部 術數學のパラダイム形成  第一章 陰陽五行說はいかに形成されたか  無から有への萬物生成論――中國的二元論  五行と六徳、天道と人道――思孟學派の五行說  刑徳を推す兵法――中國占術理論の起源  天の六気、地の五行――五行說の初源的數理  灸経から鍼経へ――漢代鍼灸革命の道  第二章 物類相感說と精誠の哲學  同類、同気の親和力――天人感応のメカニズム  類推思考と不可知論――自然探究の方法論  精誠、天を感動させる――技能者と賢妻の精通力  王充の迷信批判と占術論――「気」の自然學 第二部 漢代思想革命の構造  第一章 原始儒家思想の脫構築  諸子百家から儒教獨尊へ――思想空間の漢代的変容  災異、讖緯と天文占――政治思想と天文暦數學  老子と孔子の交錯――易の台頭と京氏易  世紀末の予言と革命――王莽と光武帝のクーデター  第二章 漢代終末論と緯書思想  秦漢帝國の改暦事業――易姓革命のサイエンス  五星會聚の暦元節――顓頊暦の惑星運動論  聖王出現の暦運サイクル――孟子から緯書へ  天地開闢說と古代史の創造――緯書暦の數理構造 附錄 術數學研究を振り返って(參考文獻) 結びにかえて 索引
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16、中國の現代演劇 中國話劇史概況 2018/9

摘要:『中國演劇の二十世紀』(1999年)の改訂版。1930年代の話劇について加筆、「第4章:話劇の成熟」を増加。前著の「終章:九十年代から二十一世紀へ」に加筆して「第12章:ポスト新時期の演劇─一九九〇年代の演劇」と「第13章:商業主義の泛濫と理想主義のかすかな閃き――二一世紀の話劇」を加える。「付章:台灣と香港・マカオの話劇」にも大幅な加筆。そのほか、寫真を40枚以上増やし、各章末に「コラム」を附し、その章のテーマを補足する。巻末に本文中に表示された話劇の「あらすじ」を附す。
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17、図說 道教醫學東洋思想の淵源を學ぶ 2018/9

摘要:洋の東西を問わず、人びとは生老病死の苦しみの克服を願い、そして、そこに醫學の発達をみた。 東洋における文明の発祥地・中國においては、醫學は道教と密接に結びつき、その淵源には道家を中心とした自然観があった。 道教経典の一大叢書「道蔵」をはじめ、多様な中國の古典文獻を渉猟、その醫學的思想の諸相を抽出し、200點を超える豊富な図表とともに解說。 東洋醫學の研究と実踐をライフワークとしてきた著者の知見を満載した決定版エンサイクロペディア。 目次 はじめに 本文篇 I. 歷史と文明  I-1. 歷史と文明  I-2. 人はどのようにしてこの世に生れたか?  I-3. 母系と父系  I-4. 神話・伝說  I-5. この章のまとめ II. 自然観  II-1. 天地人  II-2. 『黃帝內経』『素問』『霊樞』  II-3. 三百六十五  II-4. 腰以上、腰以下、天樞  II-5. その他の古典から III. 平衡理論 IV. 陰陽說 V. 五行說  V-1. 五行說の変遷  V-2. 各家の五行說  V-3. この章のまとめ VI. 易・干支  VI-1. 十干・十二支などの一覧  VI-2. 醫易同源  VI-3. 運気說  VI-4. この章のまとめ VII. 諸子百家  VII-1. 諸子百家の時代  VII-2. 醫家の存在  VII-3. 諸子百家の分類  VII-4. 老子  VII-5. 郭店楚簡  VII-6. 『老子』「河上公章句」と『想爾注』  VII-7. 列子  VII-8. 荘子  VII-9. 黃老思想  VII-10. 呂氏春秋と淮南子  VII-11. その他の諸子百家  VII-12. 黃帝四経  VII-13. この章のまとめ VIII. 古典類等の文獻  VIII-1. 五十二病方  VIII-2. 『山海経』 IX. 道教と道教醫學  IX-1. 道教  IX-2. 道教醫學 X. 『道蔵』の醫學的部分  X-1. 湯液・処方  X-2. 本草  X-3. 鍼灸 XI. 用語 XII. 道教醫學を支える古典、経典  XII-1. 抱朴子  XII-2. 太平経  XII-3. 黃庭経 XIII. 符・図・簽・咒  XIII-1. 符  XIII-2. 図  XIII-3. 簽  XIII-4. 咒 図版篇 I. 歷史と文明 II. 自然観 IV. 陰陽說 V. 五行說 VI. 易・干支 VII. 諸子百家 VIII. 古典類等の文獻 IX. 道教と道教醫學 X. 『道蔵』の醫學的部分 XII. 道教醫學を支える古典、経典 XIII. 符・図・簽・咒 參考メモ 附錄 「道蔵」等中國醫學関系経典索引 掲載図表一覧 參考文獻 あとがき 著作一覧 索 引
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18、中國の音楽思想 朱載堉と十二平均律 2018/9

摘要:明代に誕生した十二平均律.朱載堉はどのような思想的背景からそれを生み出し,その後の中國でどのように需要されていったのか.そしてなぜ三分損益法に回帰してしまったのか.楽律論,さらに儒學における楽の思想を明らかにし,中國の音楽思想全體を捉え直す. 主要目次 はじめに 序 章 思想としての中國音楽――新しい朱載堉像を目指して 第一部 漢代と宋代の楽律論――朱載堉の見た中國音楽史 第一章 三分損益法――その技術と思想 第二章 宋代の黃鐘論――北宋楽論と南宋『律呂新書』 第三章 朱熹・蔡元定の楽律論の性格 第二部 朱載堉の音楽思想 第四章 鄭王世子・朱載堉 第五章 明代楽論に見る「朱子學的楽律論」の変容 第六章 何瑭の陰陽論と楽律論 第七章 「律・度量衡を同じくす」 第八章 律暦合一思想の展開 第九章 古今融合の舞踴論 第十章 理としての『周禮』嘉量の制 第十一章 理論と実證の間で 第三部 清代における「経學としての楽」の転換――十二平均律の行方 第十二章 清朝公式楽律書における三分損益法の復権――『律呂正義』前後編と『四庫提要』の変律不要論  第十三章 江永の十二平均律解釈 第十四章 「経學としての楽」の転換 第十五章 新しい音楽史の開拓――凌廷堪の燕楽研究 終 章 東西の十二平均律 おわりに 朱載堉関連年表
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19、唐詩の系譜ー名詩の本歌取り 2018/9

摘要:本書は、語句の意味解釈だけでは釈然としない表現のある唐詩(本歌取りをしている詩)の本歌を探す途中で出會った幾多の作品を系譜として整理してみたものです。この系譜から、まず本歌自體が過去の詩を見事に取り入れた名作であること、それを本歌取りした詩からは、當時の詩人たちが本歌の何処を評価し、そこにどのような工夫をして自分らしさを出しているのかよくわかります。……唐詩の名作、名詩に創造された重層的で復雑な世界、修辭の面白さを味わっていただければと願っています。 唐詩の系譜ー名詩の本歌取り 〈目次〉  はじめに  一 初唐・張九齢の「照鏡見白髪」詩を本歌とする詩    ー官僚人生の哀歓を詠う詩の系譜  二 初唐・張九齢の「秋夕望月」詩を本歌とする詩    ー戀しい人を待つ庭に「青苔」「黃葉」がある情景の系譜  三 盛唐・王維の「送元二使安西」詩を本歌とする詩    ー特に親しい友人との別れを惜しむ詩の系譜  四 盛唐・王維の「九月九日憶山東兄弟」詩を本歌とする詩    ー「屈折した望郷表現」の系譜  五 盛唐・王昌齢の「芙蓉樓送辛漸」詩を本歌とする詩の系譜    ー旅立つ人に伝言を托す構想の送別詩  六 盛唐・岑參の「磧中作」詩を本歌とする詩の系譜    ―旅の困難さを砂漠の旅に見立てて詠う詩  七 盛唐・崔顥の「黃鶴樓」詩を本歌とする詩    ―名勝の懐古から郷愁を呼び起こす構想の系譜  八 中唐・元稹の「行宮」詩を本歌とする詩の系譜    ―玄宗の栄華を懐古する詩  九 盛唐・李白の「清平調子」其三を本歌とする詩の系譜    ―美しい楊貴妃が「闌干に倚る」構図の本歌取り  十 雁に托す望郷表現の系譜    ―初唐の詩人が開発した南の地で詠った雁の詩  十一 日本漢詩にみる唐詩の受容(本歌取り?)  あとがき
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20、近代中央アジアの群像 革命の世代の軌跡 2018/9

摘要:中央ユーラシア世界のなかで悠久の歷史を刻んできた中央アジアは、近代にロシアの支配に直面する。そこでムスリムはどのように生きたのだろう。彼らの軌跡を4人の人物に焦點をあててたどる。 目次: ロシア領トルキスタンの成立と西徳二郎の観察 1.啟蒙運動と自治構想 2.革命の前夜 3.革命と內戦 4.三人のその後
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